手術前の血液検査とは
日常生活では特に気づく様な症状がない場合でも、体の中に異常がある事があります。
その様な時に、全身麻酔下で手術を行うと、術後に予期せぬ症状が出る恐れがあります。可能な限りそういった危険性を減らすためにも、手術前の検査をお奨めしています。
問診、聴診等の基本検査に加えて、血液検査では、
●腎臓の状態(腎臓が悪い場合に麻酔をかけると、腎臓が更に悪くなり、
重度の腎不全になってしまう危険性があります)
●肝臓の状態(肝臓が悪い場合に麻酔をかけると、いつまでも麻酔から
覚めない危険性があります)
●栄養状態(栄養状態が悪い場合に麻酔をかけると、手術した場所が治りにくくなる、
低血糖を起こすなどの危険性があります)
●水分状態(脱水を起こしている場合に麻酔をかける危険性、
術後に食欲がなかなか戻らない事などがあります)
を調べます。
*血液検査ですべての病気を見つける事ができるわけではありません。
*日頃お気づきの事がありましたら、是非お教えくださる様にお願いします。
術前血液検査料金 5250円